更新日:2021年12月1日
疲れの原因とアドバイス 目の疲れ
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こんなことで、目は疲れる!
パソコン・テレビゲーム
目の表面はいつも涙で覆(おお)われて、目の栄養が保たれています。パソコン操作などでじっと画面を見続けると、まばたきの回数が減り、目の表面が乾いて疲れを起こします。疲れを感じたら、目を閉じる、遠くを見るなど、休憩するのが一番です。操作中に意識的にまばたきをするのも効果的です。
偏食
目の健康に欠かせない栄養素がビタミンB群やビタミンA。偏食によりこれらのビタミンが不足すると、目が疲れやすくなります。毎日の食事を見直してみましょう。
老眼・乱視
目の調節力(ピント合わせの力)は加齢とともに衰え、だんだん近くのものが見えにくくなります。これが老眼です。老眼なのに眼鏡(めがね)をかけなかったり、乱視の人が度の合わない眼鏡をかけていると、目に負担をかけるため、疲れの原因になります。
睡眠不足・ストレス
睡眠不足をはじめ、不規則な生活、過剰な精神的ストレスでカラダが疲れているときに、目の疲れが現れることがあります。カラダからのSOSと受け止め、ゆっくり休息し、体力の回復にも努めましょう。
ビタミンで目の疲れを対処しよう!
ビタミンB1は目の疲れの解消に大活躍
目の疲れは、目をとりまく筋肉の疲れともいえます。ビタミンB1には、筋肉の疲れをやわらげる働きがあるので、目の疲れを解消するのに役立ちます。また、ビタミンB1は、目の神経が正常に働くためにも重要な役割を果たしています。
目が疲れることの多い人は、ビタミンB1不足を疑ってみてください。「きちんととっている」と思っていても、ビタミンB1は飲酒などでも消耗されます。不足には十分に気をつけましょう。
また、目に充血が起こっていたら、ビタミンB2不足の信号かもしれません。
水晶体には多くのビタミンCが必要です
正常な目の水晶体(レンズ)には多くのビタミンCが含まれています。野菜や果物をあまり食べない人は、水晶体のビタミンC含有量が少なくなります。目の疲れをとるためには、ビタミンB群のほかにビタミンCも必要です。
ものを見るために欠かせないビタミンAもお忘れなく
目の網膜にある細胞には光を感じる物質があり、そこで活躍しているのがビタミンAです。ビタミンAが不足すると、暗いところで目がよく見えなくなります。
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