更新日:2021年12月1日
疲れの原因とアドバイス カラダの疲れ
INDEX
こんなとき、カラダの疲れは起こる!
激しいスポーツ
激しいスポーツをすると、エネルギーを作るのに必要なビタミンB1などが多く消耗されます。これが疲れの一因となります。ゆっくりと休むとともにビタミンB1をとるようにしましょう。
家事・育児
家事や育児は大変な肉体労働。忙しくて精神的にもまいってしまいます。がんばりすぎないで休息を。楽しみの時間をもってリフレッシュすることが大切です。
残業が多い
残業は仕事で疲労するうえに、偏食にもつながりがち。栄養バランスに気をつけてゆっくり休みましょう。
朝食ぬき
1日の活力源は朝食から。これをぬくと、眠気がとれない、だるい、集中力がないなどの“お疲れ症状”が。できる限り朝食をとるように心がけましょう。
スナック菓子や清涼飲料水・お酒
スナック菓子やインスタント食品、清涼飲料水、お酒は糖質が中心。ビタミン、ミネラルはほとんど含まれていません。そのうえ、この糖質を分解するためにビタミンB1がたくさん消耗されます。このような食品を多くとったときは、ビタミンB1もとるようにしましょう。
ビタミンでカラダの疲れを対処しよう!
ビタミンB群は栄養素のエネルギー産生に関与します
私たちが活動するためのエネルギー源は、食事からとった糖質、脂質、たんぱく質の3大栄養素にあります。これらの栄養素をエネルギーにかえるのに必要なのがビタミンB群です。ビタミンB1は糖質を、ビタミンB2は主に脂質を、ビタミンB6はたんぱく質をエネルギーにかえるのに必要です。これらのビタミンが不足すると、エネルギーが作られにくくなります。
ビタミンB群はグループでとるのが効果的です
疲労回復に役立つさまざまなビタミンB群ですが、単独でとるのではなく、ビタミンB1・B2・B6などを、あわせて一緒にとったほうがお互いに助け合い、より効果的に働きます。
ビタミンB1は神経の働きにも大切です
ビタミンB群のなかでもとくにビタミンB1は、神経の機能に作用するビタミンとして知られています。神経が正常に働くために重要で、不足しないようにしたいもの。
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