疲れの基礎知識

疲れの基礎知識を理解して、健やかな生活をお送りください。

疲れの種類

監修:理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター センター長
大阪市立大学 健康科学イノベーションセンター センター所長
大阪市立大学大学院医学研究科 システム神経科学 特任教授 渡辺 恭良

疲れの症状

どういう症状を「疲れ」といっていいのでしょうか?

ボーッとする、だるい、からだが重いといった疲れ感覚は誰しも感じます。少しの休憩、気分転換をすれば、もとの状態に戻るものも疲れといってしまうのか、むずかしいところです。疲れはこれまでは定量的に測れるものではなく、かなり主観的なものと考えられていました。
人は疲れてくると、

  • ①刺激に対する反応が遅くなる
  • ②思考力が低下し、注意力が
    散漫になる
  • ③動作が緩慢で、行動量が低下する

などの変化が見られます。
疲労とは、作業能率の低下状態として定義されます。通常、平均的にできている作業量や効率がたとえば6、7割以下に有意に下がってきた時に、「疲れ」といえるのではないでしょうか。作業能率のなかには、注意散漫になってエラーをすることも含まれます。

今まで疲れを定量的に測る方法はありませんでしたが、文部科学省の疲労班の研究で、ATMT(Advanced Trail Making Test)法など複数の方法論が開発され、疲労を定量的に測れるようになりました。
コンピュータのスクリーンに表示された25個の数値を順番に押していく時間を測定して、その反応の速度や間違いから疲労の度合いがわかります。反応速度が遅くなり、間違いが多くなれば疲れている状態です。

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